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多分に主観的な要素が入りますが、癒しのクラシックと言えば、シューベルトの交響曲だと思います。
シューベルトが敬愛するベートーヴェンにようやく会うことが出来た時、ベートーヴェンは死の床でした。
内気なシューベルトは、部屋の隅で真っ赤になりながら、話すこともできなかったそうです。
やがて次の年、シューベルトもこの世を去ってしまうわけですが、その直前に書かれた作品群は、音楽の高みを極めていったように感じます。
そんなシューベルトの最後の交響曲「ザ・グレイト」は、第二次世界大戦の敗戦で暗く沈むオーストリアの人々の心を癒していきました。
未完成交響曲として知名度の高い第8番も、せつなく美しいメロディーを持ちますが、第9番「ザ・グレイト」は、考えただけでも涙が出そうになります。
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